球根植物: 2009年4月アーカイブ
ナルコユリの正体
品種名を調べようと、植物辞典を開きましたが載っていません。家にある園芸雑誌、辞典や図鑑を引っ張り出して探しましたが見つかりませんでした。仕方なくWEBで「ナルコユリ」で検索し、出てきた情報を見ていくと、ナルコユリの意外な事情がわかりました。
ナルコユリと同属の「アマドコロ」という品種があり、見分けが付かないほど似ているとのこと。ナルコユリの茎は丸いがアマドコロは角張っているそうで、我が家のナルコユリを見ると、茎の感じは「アマドコロ」に近いようです。
さらにWEBを調べると、ナルコユリとして出回っているもののほとんどが、アマドコロの園芸品種だそうです。ベランダでかわいく咲いているこのお花の正体も実は「アマドコロ」なのでしょうか。
お花のつき方にも少し違いがあるそうですが、見た目のかわいさは同じです。「アマドコロ」をなぜ「ナルコユリ」と呼ぶのでしょう? もしかしたら、「ナルコユリ」のほうがかわいい名前だからでは? きっとそうにきまっています。(独断ですが)
こんなにお洒落な葉、かわいいお花の魅力溢れる植物だから、呼び名だってかわいいほうがいいですよね?芸能人が芸名を持っているのと同じこと。公の名は「ナルコユリ」、本名は「アマドコロ」。それでいいのではないでしょうか。
◆芸名:ナルコユリ 本名:アマドコロ(園芸品種) ◆ユリ科 アマドコロ属
品種名訂正
「アネモネ・セントバボー」とご紹介しましたが、正しくは「アネモネ・フルゲンス」という品種です。昨日、お部屋にごちゃごちゃと置いている園芸用品を片付けていたら、球根を買ったときについてきた品種の札が出てきたのです。
「植えたままで勝手に増えていく、手間いらず」のアネモネだそうです。我が家のベランダではそれほど増えませんが、手間をかけていないことは確かなので、当たらずといえども遠からず、といったところでしょう。
咲き始めは薄い色のお花が続きましたが、春本番を迎えて濃い花色のものが開花しはじめました。これくらい鮮やかなローズピンクだと、前に撮ったお写真のものと同じ種類には見えませんね。
マクロレンズを使ってドアップでカメラに収まってもらいました。
サプライズ効果
すぐに「アリウム・コワニー」だとわかりました。何年か前に球根をひとつ買い込んで植えた覚えがあります。その年の春、開花してすぐ強風にあい、見るも無残な姿になってかわいそうだったお花です。
強風に懲りたのでしょうか、2年目からは全く開花してくれなくなりました。春には葉を伸ばしてきますがどことなく弱々しそうに見えるので、強風のベランダではダメなのかなとあんまり期待していませんでした。
ところがこの春にいきなりの開花です。予想していなかった白いお花を見ることができて、なんだか得した気分です。
アリウムはタマネギやニンニクの仲間で、ハナネギとも呼ばれます。いわゆる「ネギボウズ」をちょっと豪華にしたようなお花で、紫色のアリウム・ギガンチウムという大型種などは個性的な姿で、花壇のアクセントとしてよく見かけます。
白いお花のアリウム・コワニーは清楚で初々しい魅力があり、花嫁さんのブーケにも使われるそうです。切花にすると独特のネギの香りが漂いますが、一本くらいなら、気になるほどの臭いではありません。
春風に揺られてうつむいている姿は、うら若い花嫁さんを思わせます。飛び切り美しくて、ベランダでも輝いて見える白いお花。サプライズ効果も加わっているのでしょうね。
◆アリウム allium spp ハナネギ ◆ユリ科アリウム属 ◆球根植物 多年草 ◆原産地:北半球 ◆草丈:20cm?1.5m

