2009年3月アーカイブ
青笠軍団
植えつけたのは6年くらい前で、たしか球根1つだけだったような気がするのですが、いつのまにか増えて、毎年鉢一杯にお花が咲きます。背が低く、ツボ状の小花が集まって咲く、かわいいタイプの球根花です。
ブドウの房のようにも見えることから、グレープヒアシンス、ブドウヒアシンスとも呼ばれます。品種によっては芳香もあるそうですが、我が家のムスカリはどうしても香りが感じられません。それでも毎年小柄な青い姿を楽しんでいます。
遠くから見ると、ブドウというよりも笠に見えます。いつも集団で咲くので、青い笠をさした軍団がやってきたように見えてなりません。笠の下には何か隠しているのではないかと気になってしまいます。
お写真のようなブルーが主ですが、白や水色、紫色の品種もあるようです。丈夫で手がかからないので、色違いのものも植えてみたいと思っています。
◆ムスカリ(グレープヒアシンス ブドウヒアシンス) ◆Muscari ◆ユリ科ムスカリ属 ◆原産地:地中海沿岸、西アジアなど
風の花
意外にたくさんの品種があり、野生に近いものや小さめのもの、花色がひかえめのものなどがあると知ったのは3年前くらい前の秋、園芸店で球根を選んでいるときでした。さっそくその年に姿があまり派手でない品種を選んで球根を植え、春先にかわいいお花を楽しんでいます。
植えつけて3年目になる我が家のアネモネは、セントバボーという品種です。今年も開花の時期になりました。小さな鉢に植えっぱなしで、最初の年はひとつしかお花が咲きませんでしたが、年々大きくなり、この春は調子がいいようです。
アネモネという名はギリシャ語のanemos(風)に由来し、英名はwind flower - 風の花 というのだそうです。名前が素敵なのでお花も益々素敵に見えます。そういえば、春先の風の強い季節に咲くので、いつも風に揺れているようなイメージがあります。
お写真を撮るときも風がなかなか収まってくれず、カメラを構えてずっとシャッターチャンスを狙っていて腰が痛くなってしまいました。これからあがってこようとしているつぼみがたくさんあるので、楽しみです。
◆アネモネ(Anemone) ◆キンポウゲ科 ◆原産地 ヨーロッパ南部 地中海沿岸
雪の妖精
冬の延長の殺風景な景色の中、唯一このユキヤナギの白い花がちらほらと咲きはじめていました。
公園にはユキヤナギの木がいたるところにありますが、こんなに咲いているのは、日当りのいい位置にあるこの木だけです。春になると公園中の木が満開となりそれはそれは見事なのですが、まだまだ先のようです。
小さいころ近所のお宅で、春になるとこのユキヤナギがたわわに咲く家があり、細かい花をどっさりつけた枝が重たそうに垂れ下がってちょうど玄関の門のところにトンネルのように咲いている姿は、まるで粉雪が積もっているようでした。冬に雪の妖精がこのトンネルをくぐって去ってしまうと、春がやって来るのではないかと、とりとめもない空想をしたものです。
横浜に引っ越してきてからベランダでも育てようと試みましたが、春一番の強風で息も絶え絶えとなりながらもわずかなお花を咲かせ、次の年までは持ちませんでした。はかない雪の妖精には、ベランダは過酷すぎるのでしょう。自分で育てるのはかないませんが、雪の妖精が去っていく姿をどうしても見たいので、毎年この公園のユキヤナギを楽しみにしています。
◆雪柳 ◆piraea thunbergii ◆バラ科シモツケ属 ◆樹高1から2メートル

